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【市政報告】:「第3期あきる野市子ども・子育て支援総合計画」策定の内容

  • 執筆者の写真: 村野 栄一
    村野 栄一
  • 4月5日
  • 読了時間: 2分

子ども・子育て支援の新たな5年間の取り組み。


少子高齢化や核家族化、共働き世帯の増加など、子どもと子育て家庭を取り巻く環境は年々変化し、課題も複雑化しています。こうした背景を受け、あきる野市では令和7年度から令和11年度までの5年間を計画期間とする「第3期あきる野市子ども・子育て支援総合計画」を策定しました。


本計画は、前期の基本理念を引き継ぎつつ、「未来を担う子どもたちが希望に満ちあふれ健やかに育つまち、社会全体に見守られ幸せな子育てができるまち あきる野」の実現を目指します。保育所や学童クラブの充実、地域での子育て支援の強化、多様な家庭への支援拡充などを柱としています。


市内では0~11歳人口が年間約200人のペースで減少しており、今後も少子化が進む見込みです。そうした中、保育所等への入所率は5割を超え、母親の就労率も上昇しており、保育ニーズは高まりを見せています。本市は保育施設の拡充や子育て支援体制の強化を進め、安心して子どもを預け働ける環境づくりを推進しています。


また、育児への孤立感を抱える保護者も多く、地域ぐるみの見守りと支え合いが一層求められています。地域の拠点施設やファミリーサポートなど、多様な支援手段を連携させ、「誰一人取り残さない」まちづくりを進めてまいります。


本計画は、国が掲げる「こどもまんなか社会」やSDGsとも整合性を持ち、持続可能な社会に向けた取り組みとして、市民・地域・行政が一体となって推進します。

令和7年には市制施行30周年を迎えます。あきる野市が、自然に恵まれ、子どもが健やかに育ち、誰もが笑顔で子育てできるまちとなるよう、これからの5年間を全力で取り組んでまいります。

 
 
 

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