top of page

■コンパクトシティとは

  • 執筆者の写真: 村野 栄一
    村野 栄一
  • 2023年10月1日
  • 読了時間: 2分

コンパクトシティとは、誰もが自由に行動できるバランスのとれた都市づくりで、災害においてのリスク対応が求められる都市である必要があります。


現在では、日常で自家用車での移動が困難と思われる高齢者が陥る買物弱者と言われる問題や、子供世代と同居せず、高齢夫婦がお亡くなりになると、そのまま空き家になってしまうような住居、防災上問題がある狭あい道路、少子化による学校のあり方など何処のまちでも課題であります。


また移動手段の確保として、あきる野市では移動手段として、るのバスという定路線バスを市内で走らせていますが、住民の不満は多く、乗車率も悪い状況です。


この課題は明確で、るのバスはバスという括りでは小型ではありますが、住民の家の近くまで入っていくための道路が狭く結局使い勝手は悪いのです。

また場所によっては、中途半端に住宅地に入るので、巡回に時間がかかり便利とは言えません。


その解決策の一つとして、市内にいくつかの拠点をつくり、その拠点間をるのバスで運行すれば、1台でも多くの市民を短時間で移動させることは出来ます。そして、その拠点につなぐように、小型の予約式のデマンドカーが小まめに動けば良いのです。


ではその拠点はどこに設置すればよいかということが、コンパクトシティ計画につながってきます。今回は拠点と移動手段についてでした。

 
 
 

最新記事

すべて表示
■まちづくりと公共交通:これからの地域のかたち

3/28に議員研修会で、公共交通を考えるということで、名古屋大学の安藤章先生を及びして、研修会を行いました。その内容を少しまとめます。 まちづくりを考えるうえで、公共交通は不可欠な要素です。とりわけ高齢化が進む地域社会では、「移動の自由」が住民の生活の質や健康、そして地域経...

 
 
 
【市政報告】:「第3期あきる野市子ども・子育て支援総合計画」策定の内容

子ども・子育て支援の新たな5年間の取り組み。 少子高齢化や核家族化、共働き世帯の増加など、子どもと子育て家庭を取り巻く環境は年々変化し、課題も複雑化しています。こうした背景を受け、あきる野市では令和7年度から令和11年度までの5年間を計画期間とする「第3期あきる野市子ども・...

 
 
 
■市政報告「あきる野市 地域保健福祉計画(令和7〜11年度)」について

あきる野市では、すべての市民が安心して暮らせる地域社会を目指し、「地域保健福祉計画(令和7年度〜11年度)」を新しくつくりました。この計画は、赤ちゃんから高齢者まで、障がいのある人や生活に困っている人など、誰もが暮らしやすいまちにするための5年間の行動プランです。...

 
 
 

Comments


bottom of page