コンパクトシティとは、誰もが自由に行動できるバランスのとれた都市づくりで、災害においてのリスク対応が求められる都市である必要があります。
現在では、日常で自家用車での移動が困難と思われる高齢者が陥る買物弱者と言われる問題や、子供世代と同居せず、高齢夫婦がお亡くなりになると、そのまま空き家になってしまうような住居、防災上問題がある狭あい道路、少子化による学校のあり方など何処のまちでも課題であります。
また移動手段の確保として、あきる野市では移動手段として、るのバスという定路線バスを市内で走らせていますが、住民の不満は多く、乗車率も悪い状況です。
この課題は明確で、るのバスはバスという括りでは小型ではありますが、住民の家の近くまで入っていくための道路が狭く結局使い勝手は悪いのです。
また場所によっては、中途半端に住宅地に入るので、巡回に時間がかかり便利とは言えません。
その解決策の一つとして、市内にいくつかの拠点をつくり、その拠点間をるのバスで運行すれば、1台でも多くの市民を短時間で移動させることは出来ます。そして、その拠点につなぐように、小型の予約式のデマンドカーが小まめに動けば良いのです。
ではその拠点はどこに設置すればよいかということが、コンパクトシティ計画につながってきます。今回は拠点と移動手段についてでした。
Kommentare