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▪公共交通を考える

執筆者の写真: 村野 栄一村野 栄一

実態調査を個人的におこなってみた。

私と同じ地域に住む78歳のご主人と、奥様の2人暮らしの一軒家で自宅には乗用車はない。奥様が少し前までは、今より足が悪く自由に遠くまで歩いていける状況ではなく、買物はいなげやまでタクシーで行ったりしていた。概ねそこには、銀行のキャッシュサービスもあり、日常のことは足りている状況。また秋川駅近くの東急に買い物に行くこともあり、そのときには買い物はもとより、郵便局や銀行や市役所での用事を一挙に片付けるような動きで済ませていく。

現在は買い物が出来るスーパーマーケットが近くに出来たので大分楽になった。また用事をすませたいときはバスで移動して秋川駅近辺で、事が足りるということ。この方々は病院に定期的に行くことはないということだったので、もっぱら日常の食材や年金をおろしに行くということが移動の目的であった。

現在考えられる一番の利用者はこのような方々で、あとは病院へ行くということの想定が必要であろう。今後検討にあたり、気を運んでいると揶揄されない、利用される公共交通でなければ意味がない。この際、学生や社会人も便利に使えるように時間帯を検討する必要もある。現在のようなルートで循環するバスであっては不便な気持ちは、払拭されないと考える。今後具体的なプランを検討する必要がある。

 
 
 

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