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▪公共交通を考える その3

  • 執筆者の写真: 村野 栄一
    村野 栄一
  • 2020年11月22日
  • 読了時間: 1分

現在の地域の公共交通の利用者は高齢者が多いが、それは高齢者の使いやすいルートや時間をもとに検討しているので、当然利用者は高齢者が多くなる。

観光客に照準を合わせると、日常では使わないルートが出現する。学生や社会人であれば駅に繋げる必要と、遅い時間帯まで利用したいという声が出てくる。

しかし上記のどのパターンでも駅に入れない移動手段は問題外である。

また現状の五日市線では、あきる野市内の駅で秋川駅の次に乗降人数が多い駅で1万人弱/日の人数が利用する東秋留駅にバスが入れていない。

交通弱者の高齢者を考えると、あきる野市で高齢者夫婦のみの核家族が、4412世帯ある。車がないと日常生活の不便さを直撃するのは、この世帯と考えるのが妥当であろう。

住みやすい地域にするためには、今のままの「るのバス」では問題が解決しない。

今回まで連載で公共交通について考えを話してきたが、公共交通政策を行政にまかせにして外野から野次を飛ばすのではなく、効率的に、多くの方が喜べるような施策を今後考えて発表していきたいと思う。

 
 
 

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