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◼ 地域保健福祉計画は広すぎる。

執筆者の写真: 村野 栄一村野 栄一

 多くの人やその集合体が絡みあい出来上がる計画で、関連広いが、その範囲を連携している実感が理解できている人は少ないと思う。


計画のつくりは基本構成が4本柱あり

1環境づくり→2地域づくり→3相談体制づくり→4ひとづくりである。


 計画内容としては、健康寿命を伸ばすことの取組の学習や事業や、検診、医師との関係、医療機関との連携、その医療機関どうしの連携、災害など有事があったときの対応、外出しやすいユニバーサルデザインのまちづくりや、町内会自治会をはじめとする支え合いや、それに加入していない方々の地域ぐるみの支え合いなどのフォローアップ、社会福祉協議会の事業の補助や支援、子どもたちの見守り、高齢者の緊急事態の救援、児童・障害者・高齢者の虐待対応、引きこもり相談、妊娠から子育てまでの支援や情報、ひとり親家庭の生活支援などなど、もっとである。


そして推進する人を作る取組である。例えば介護職員を確保するヘルパーの養成や認知症サポーター、介護予防リーダー、健康づくり市民推進員、手話奉仕者・通訳者養成や、地域子ども育成リーダーや、めざせ健康あきる野21推進会議ボランティアで、あったりと地域の力を必要としており、その育成も大変である。


これらのつながりは広く、役所の部署間の違いもあり、横の連携も難しく、わかりづらいが、地域が必要としていることは、確実です。


 今後もあるべき姿を考え、すべての充実が必要でありますが、いままで、町内会自治会に依存してきた母体が崩壊寸前である今ニューノーマルが求められているはずです。

 
 
 

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