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◼ 地域再生の方向性 

執筆者の写真: 村野 栄一村野 栄一

地域再生とは、どういうことなのでしょうか。

企業で言えば、支払いをして、利益が蓄積されないと、将来的には会社はなくなりますが、地域は何もしなくても、国民生活は機能します。

しかし、地域再生は叫ばれています。

切り口を3つに絞ると、

1つ目は企業や工場誘致で税金増や、従業員として働く人を増やす。

2つ目は観光客の増加で売上をあげる。

3つ目は中山間地域で自然と共生した人間らしい暮らしで人に定住してもらう。

などを各行政も力を入れていると感じます。


大きな会社がくることは、大変ありがたいことですが、大企業は国民の20%程度しか、働いておらず、残りの80%の平均所得をあげていくことが、底上げにつながりますので、整備するために要した費用は雇用も含めた全体として、有益なのか。


もっと言えば、近年工場はオートメーション化され、人は、企画開発やデザインなどの周辺のものづくりが、求められています。


観光に関するイベントもゆるキャラやB級グルメなども本来の観光産業を元気にする仕組みになっているのかも考えなくてはなりません。


企業的な考え方であれば、そのまちの、所得がどうなったかが、KGIであるのではないかという視点も大切であると考えます。

次回につづく。

 
 
 

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