top of page
  • 執筆者の写真村野 栄一

◼ 地域再生の方向性 

地域再生とは、どういうことなのでしょうか。

企業で言えば、支払いをして、利益が蓄積されないと、将来的には会社はなくなりますが、地域は何もしなくても、国民生活は機能します。

しかし、地域再生は叫ばれています。

切り口を3つに絞ると、

1つ目は企業や工場誘致で税金増や、従業員として働く人を増やす。

2つ目は観光客の増加で売上をあげる。

3つ目は中山間地域で自然と共生した人間らしい暮らしで人に定住してもらう。

などを各行政も力を入れていると感じます。


大きな会社がくることは、大変ありがたいことですが、大企業は国民の20%程度しか、働いておらず、残りの80%の平均所得をあげていくことが、底上げにつながりますので、整備するために要した費用は雇用も含めた全体として、有益なのか。


もっと言えば、近年工場はオートメーション化され、人は、企画開発やデザインなどの周辺のものづくりが、求められています。


観光に関するイベントもゆるキャラやB級グルメなども本来の観光産業を元気にする仕組みになっているのかも考えなくてはなりません。


企業的な考え方であれば、そのまちの、所得がどうなったかが、KGIであるのではないかという視点も大切であると考えます。

次回につづく。

閲覧数:16回0件のコメント

最新記事

すべて表示

今回東京都から戸別配布されている東京防災についてを記事にしたいと思います。 あの関東大震災から今年で100年の節目の年です。 前回東京防災の本が配布されてから数年経ちますが、今回はリニューアルとなる本が配布されていると思います。今回は日常で取り組める防災と、災害への備えの知識の2冊構成となっておりました。 避難方法について東京都は2段階方式を定めており、地震の揺れがおさまって、危険を感じなくなって

子どもを不審者から守り、安全を確保するために、日本と海外では考え方が違うと言います。 あまり日本ではなじみが無いですが、犯罪学という学問があり、犯罪の発生は①犯罪の動機を持った人が、②犯行の機会を狙って③事件が発生するという一連の流れのなかで、犯罪をあきらめさせるために、②の犯行の機会を奪うという考え方です。 日本では、「子どもに不審者に注意しましょう」などと教え、人に注目して犯罪を回避させようと

NHKスペシャルを観ました。震災から12年経過した東北地方ですが、復興は進んではいますが、人口は減少も将来の日本の縮図のようになっています。 その中で人口の増減率で2010から、2020年で仙台市とその周辺の人口は増えており、地価は高騰し、91%上昇している側面もあります。 その中で、復興が進んだ2015年から5年で増えている自治体、人口6000人余りの宮城県女川町。津波のすさまじさが残る街ではあ

bottom of page