top of page

◼ 地域再生の方向性2

執筆者の写真: 村野 栄一村野 栄一

地域再生にあたり、前回は地域が取り組んでいる内容を取り上げました。

今回は、今まで言われてきたが実行されない取り組みを考えてみたいと思います。

一例でありますが、北海道のある自治体では、人口が半分になったら、利益が増えたという事例があります。これは、あくまでも固定費の縮減があり、その上で人口が減ることで、仕事が増えたことがあるように思えます。


また行政の合併も、出費を減らすことでは意味があります。管轄範囲は増えますが、それぞれにやる仕事は同じようなことを行っているので、人員や施設の管理費など効率化が図られます。

今後は越境合併や近隣との業務統合などの行政事務組合などが出来る時代がくると思います。しかし今出来ることは、ドンドン増えていく業務量を減らし、異なる収入モデルとつくることで、人員削減の大なたを振るわなくても、課題が解決できる環境を作ることです。


今後は商工業者などの支援でお金を単に配るのではなく、規制を緩和して営業しやすい環境を作っていくということも必要かと思います。

アメリカのマディソンスクエアパークの一角の営業権を入札させて、繁盛店となったハンバーグ屋さんのシェイクシャックなどがあります。


あきる野市庁舎にも入れる営業権や、体育イベントのときに入れるや、東京都の管轄ですが、秋留台公園などもコロナ禍で販売目的のブースの無料貸出などもしましたが、改めて事業化するや、駅前の土地を貸すなど入札をすることで、不公平がない形が出来れば、早めに緩和策で地域を元気にしてほしいと考えます。ちなみに不公平がない形は、一般的には〇〇協会に貸すという団体をつくることでクリアにしてきたところもありますが、入札のほうがお互いWin-Winのような気がしております。

 
 
 

最新記事

すべて表示

■子どもの自殺について

今回は子どもの自殺との関係についてです。 私は実際の数字を知るまでは、報道などの影響を多く受けて、子どもの自殺の多くは虐めが原因であると感じていました。 2022年の子どもの自殺者は514人です。全体の自殺者では2003年が3万4千人で過去最悪でした。しかし、その時の子ども...

■阿岐留医療センター 経営強化計画の策定の予算大綱

具体的な予算の関係や今までも書いてきましたが課題をまとめてみました。 阿伎留病院企業団は、令和7年度の病院事業会計予算を策定し、経営基盤の強化と医療DXの推進を重点施策としました。 地域の中核病院として、二次救急医療や高度医療を支える体制を維持しながら、医師や看護師の確保、...

留言


bottom of page