top of page

■多摩地域と世界発信

執筆者の写真: 村野 栄一村野 栄一

 「ココモ東京」ってキーワードを皆さんご存じですか?

あきる野市は東京の中にありながら、田舎な一面をもった素敵な街であるというPRワードです。青年会議所が以前に会員大会で示したワードです。

その時からこのワードを気になっていた方もいるかと思います。


今回、友人の遠藤くんの紹介で、「多摩地域と世界発信」という題名で実践女子大学の武内一良教授と、一般社団法人日本クロアチア協会エドワード片山会長の基調講演を聞くことができました。


先ずは、エドワード会長は、3名程度の少人数で構成するチームのサテライトを各国に展開して、同じテーマでクロアチアのことをPRし続ける。そして、些細なことから接点がとれ話題になったとしたら、そこからその国に興味をもち、その結果もっとその国を知りたくなり、出かけに行くというパターンになるということで、サッカーのクロアチア戦などが例に出されました。


その後武内先生へ講演は移り、多摩地域の見どころを紹介する内容になりました。以前あきる野市を訪れて、黒茶屋やキッコーゴなどに行かれた話は遠藤くんより、聞いていました。詳しくはそこへボスニアヘルツェゴビナや、トルコ留学生などと同行して、訪れてどの様に感じたのかという感想を聞く形で進められました。


先生曰く、日本にきてくれる方の70%以上は東アジアであり、もっとその方に向けて観光は考えた方が当たり前なのに、必ず白人を対象に日本人は考える。そして、発信方法は日本語で問題なく、それを留学生に母国語に直してもらい、その国へ発信し続けることが、大切であるということでした。

日本に訪れる外国人は、日本人は人柄もよく、食べ物、安全などはどこにも負けない観光資源があり、気に入って帰っていきます。


観光で今後考えていくことは、入り口として、印象に残す繰り返しのPR方法を検討する必要がありそうです。

 
 
 

最新記事

すべて表示

■子どもの自殺について

今回は子どもの自殺との関係についてです。 私は実際の数字を知るまでは、報道などの影響を多く受けて、子どもの自殺の多くは虐めが原因であると感じていました。 2022年の子どもの自殺者は514人です。全体の自殺者では2003年が3万4千人で過去最悪でした。しかし、その時の子ども...

■阿岐留医療センター 経営強化計画の策定の予算大綱

具体的な予算の関係や今までも書いてきましたが課題をまとめてみました。 阿伎留病院企業団は、令和7年度の病院事業会計予算を策定し、経営基盤の強化と医療DXの推進を重点施策としました。 地域の中核病院として、二次救急医療や高度医療を支える体制を維持しながら、医師や看護師の確保、...

Comments


bottom of page