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執筆者の写真村野 栄一

▪市の将来を考える その1


あるところに、住民がわかりづらい明確でない行政運営が続き、このリーダーは間違っている方向にこのまちを進ませている、近い将来破綻するかもしれないと、誇張する人物が出てきました。そこに住む人々は、このまま「任せていたら駄目だ」と考えるようになり、平和であった自分の生活が脅かされる恐怖に少なからず慄(おのの)き不安になっていった。誇張する人は、住民に具体的にわかりやすく表現してくれた。その人なら期待に応えてくれるだろうと思い応援したくなった。それがその時の長の支持低下につながり、とうとう選挙で政権交代という形で現れた。それは先行きが見えない住民の危機回避の意識表現であり、当然の結果である。

この話はどこでもない、あきる野市の話である。

では「明確でない行政運営」と表現したのはどういうことかという話になる。

私は市の財政状況に対して、現在や今後において、何に力を入れているのか、強みはなにか、弱みはなにか、どこに向かっているのかを示す将来の形や、住民サービスのあるべき姿は、などを明確にしていないことを取り上げて話している。


しばらく事情があり、投稿できていませんでしたが、また続けて発信していきたいと思います。

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