top of page
  • 執筆者の写真村野 栄一

▪市民のあしと、まちづくり

落語の寄席の業界用語で、講師などを呼ぶときに、「あご・あし・まくら」という言葉があるが、「あご=食事代」、「あし=交通費」「まくら=宿泊費」のことはご存知と思うが、現地及びその周辺に、ある程度整うと人を呼びやすい。


今回は市民のあしの確保を考えてみたい。都内など人口密度が高いところは、地域でコミュニティバスを走らせても、黒字であるが、それは例外であり、どの地域も行政が赤字を負担している。

しかし当たり前でなく、少なくとも少しでも公のお金は投入されずに、受益者負担でまかなえるのが何よりである。もちろん生活困窮者に対しては特別に助成する仕組みをセットで考える必要はある。

例えば循環バスの、るのバスの運賃が100円で良いのかという議論をしてみる。 もし運賃が200円であれば、今の料金は100円なので、倍の概ね600万の収入があがる。年間1800万の運営費なので、実費は1200万で足りる。これが運賃300円では900万となる。そうなると、実費の半額は確保できるし次の移動手段の導入もしやすいかもしれない。実際運賃を200円に設定している行政も多い。しかしもっとルートや便数を考えれば、運賃収入が上る可能性はある。


まちづくりの強みとして便利な公共交通が実現できた場合、現在の市民にも良いが、移住者流入にも力を発揮するだろう。住民が増えれば、税金分で導入や運営経費は回収出来るという議論もあるだろう。 しかしそれは現実難しいかもしれない。その場合は何人でいくら税収が増えるか知らないといけないが、移住者が、便利な交通手段はあきる野市を選択するポイントにはつながるであろう。

しばらく市の将来像として、公共交通を中心に話を展開してみたい。

閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

■東京防災がリニューアル

今回東京都から戸別配布されている東京防災についてを記事にしたいと思います。 あの関東大震災から今年で100年の節目の年です。 前回東京防災の本が配布されてから数年経ちますが、今回はリニューアルとなる本が配布されていると思います。今回は日常で取り組める防災と、災害への備えの知識の2冊構成となっておりました。 避難方法について東京都は2段階方式を定めており、地震の揺れがおさまって、危険を感じなくなって

■子どもを犯罪から守る

子どもを不審者から守り、安全を確保するために、日本と海外では考え方が違うと言います。 あまり日本ではなじみが無いですが、犯罪学という学問があり、犯罪の発生は①犯罪の動機を持った人が、②犯行の機会を狙って③事件が発生するという一連の流れのなかで、犯罪をあきらめさせるために、②の犯行の機会を奪うという考え方です。 日本では、「子どもに不審者に注意しましょう」などと教え、人に注目して犯罪を回避させようと

■復興の地図から

NHKスペシャルを観ました。震災から12年経過した東北地方ですが、復興は進んではいますが、人口は減少も将来の日本の縮図のようになっています。 その中で人口の増減率で2010から、2020年で仙台市とその周辺の人口は増えており、地価は高騰し、91%上昇している側面もあります。 その中で、復興が進んだ2015年から5年で増えている自治体、人口6000人余りの宮城県女川町。津波のすさまじさが残る街ではあ

bottom of page