先日愛媛県大洲市と西予市に視察に行ってまいりました。
大洲市は、天守閣の再建から、古い町屋を再建して宿泊させる事業を100%出資した、地域DMO(観光物件、自然、食、芸術・芸能、風習、風俗など当該地域にある観光資源に精通し、地域と協同して観光地域作りを行う法人)として行っております。
人口減少は例にもれず、発生している現状ですが、若者を減らさない、健康老人を増やすなどの施策を同時おこなっております。観光に戻りますが、2000年頃から相続が増え、持ち主が景観条例などの網があり、手放す子孫もあり、採算ベースに乗せるためにある程度の部屋数は必要で、5期の計画で30室を目標に、古い家のリノベーション工事をしている状況です。
コロナ禍でもどうにか、やりくりで、赤字を免れている状況です。この厳しい時を、しのいだので、コロナ前のように、今後は観光などで外国人などが、訪れることが予想されます。
大変感じのよい宿場でした。ここでは、リノベーションのセンスが大切で、ここは国の専門家の知恵が生かされています。そして観光客の声を聞き逃さず、新たな視点で開発が進んでいます。
観光協会はイベント重視なので、DMOとの差別化はできており、三セクではありますが、垂れ流しのイメージはありません。次回は西予市についてレポートします。
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