親の収入によって差が大きいとされている教育費ですが、学習費調査結果から考えてみると、公立小学生のために家計が支出した金額は平均で32万です。その内訳は学校関連が三分の一で、残りは塾に8万や、習い事で13万などに使われているようです。
公立中学校では48万、公立高校だと45万となります。同様に私立小学校は159万、私立中学校は140万、私立高校では96万という結果です。このデータは私立高校の授業料実質無償化まえなので、その後は変わっていると思います。
2016年のデータですが、日本はOECDの平均より、年間費用は9%高く、教育費用にお金をかけていないわけではありません。
しかし政府が教育費に充てる割合は2017年のデータで38か国中の34番目、また公的負担は37か国で36位でした。これは政府が教育費を社会全体のものとして捉えていないということになります。
また教育熱が高いと少子化にもつながるデータもあり、教育費が無償化しても結局、塾などへいくことになれば、子どものストレスや、少子化対策にはなりません。
社会の価値観変化が必要ですね。
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