都の総合防災部が想定している地震は、総合的な防災対策が必要な直下型と、津波対策に重きをおいた海溝型の地震があります。前者の首都圏直下型でM7クラスの地震で発生確率が70%は、以下5つ想定されております。
① 都心南部直下地震
② 都心東部直下地震
③ 都心西部直下地震
④ 多摩東部直下地震
⑤ 多摩西部直下地震
例えば④の多摩東部直下地震の場合は、あきる野市の震度は6弱で、全体の被害で建物被害は161,516棟、死者4,986人、避難者は276万人とされています。
またこの地域でよく聞く立川断層帯地震についてはM7.4の規模で震度は6強であり、全体の被害は建物被害で51,928棟、死者1,490人、避難者は59万人と想定されます。但し発生確率は0.5~2%で可能性は極端に低いです。
また南海トラフ巨大地震M9クラスは発生確率で70~80%とされておりますが、都内全体でも震度は5強以下なので、揺れによる被害はあまりないと考えて良いと思います。
都では発生直後から1か月以降まで細かく想定をしているので、詳しくお知りになりたい方はhttps://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/021/571/20220525/n/002.pdf をご覧ください。
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