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▪生活圏を考える

  • 執筆者の写真: 村野 栄一
    村野 栄一
  • 2019年7月13日
  • 読了時間: 2分

平成30年9月1日

昼間人口と常住人口(夜間人口)について、地域の違いを考えてみる。

東京都の統計から、平成27年のデータでは、(昼夜間人口比率=昼間人口÷常住人口で計算)、あきる野市の昼間人口は総数69,906人で、常住人口は80,954人なので、昼夜間人口比率86.4%で、同様に青梅市は、昼間124,145人で、比率90.4%、福生市は52,564人で90.0%、羽村市は51,875人で92.9%、昭島市は101,452人で91.0%であった。

この数値から五市の中では、あきる野市に通勤や通学等の、昼間に流入する施設が少ないことが伺える。

続いて、15歳以上で、通勤通学等で流入する人口と流出する人口は、あきる野市は流入人口11,256人で、流出人口22,304人、青梅市は20,795、34,031、福生市12,076、17,907、羽村市14,686、18,644、昭島市25,603、35,690であり、いずれにしても、流出人口の方が各市多い。

最後に15歳以上の地域間の移動についてのデータからは、あきる野市民で、あきる野市内に通勤通学している方は、15,450人で青梅市へは、1,592人、福生市へは1,049人、羽村市へは780人、昭島市へは969人でした。合計すると、21,500人。

青梅市民の場合は市内31,222人で、残りの4市で最も多い移動人数は羽村市で4,304人が移動、

福生市民は市内8,678人、4市では昭島市へ2,064人が移動、

羽村市民は市内11,295人、4市では青梅市へ3,336人が移動、

昭島市民は市内22,344人、4市では青梅市へ1,321人でした。

あきる野市のデータをもう少し考察すると

、従業地や通学地が東京都内で36,194人おり、区部には3,094人で、近隣町村に3,006人である。あとは市部で30,094人だが、八王子、立川で4,811人であった。

今回のデータから、市内及び、近隣市に従業地や通学をしている方が多く、あきる野市においては、立川より西側が、生活圏である方が多いということが、判断できた。

*昼間人口とは、就業者または通学者が従業・通学している従業地・通学地による人口で、あり、昼間人口には買物客などの非定常的な移動は考慮していない。また常住人口は調査時に調査の地域に常住している人口である。

 
 
 

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