平成31年3月9日
本年1月に第3次あきる野男女共同参画プランについての報告書が出来上がった。この計画の目的はそれぞれの個性や能力を十分に発揮され、家庭、地域、職場等のあらゆる分野に責任をもって共同参画し、多様な生き方を自由に選択し、豊かさを享受することが出来る社会の実現を目指して実効性のある施策の推進を図っていくことである。
その中で重点課題が3点。1つ目は、配偶者からの暴力の防止 2、ワークライフバランス 3、政策方針決定課程への男女共同参画であった。結果としてそれぞれ総合評価はBで概ね実施出来たであったと報告されている。
現在進行中の第4次で重点課題は7点ある。1、配偶者等からの暴力などを根絶するための施策の推進 2、男女共同参画に係る意識啓発及び教育の推進 3、生涯を通じた健康支援 4、職場における女性の活躍推進に関する施策の推進 5、ワークライフバランス 6、政策方針決定課程への男女共同参画 7、推進体制の整備である。
このように、重点課題が倍以上に増えた理由は、女性活躍推進法が平成27年8月に成立したことなども踏まえて、直接的に関連が浅い内容の事業などは精査され、4次プランをより実効性の有る内容にするために、課題を見直した結果であると感じる。
では、新規に入った事業は、障害者・高齢者の虐待防止周知や、障害者虐待防止センターの運営、セクハラに防止を事業者に対して行う啓発や、性同一性障害等に関する理解、育児・介護休業制度の普及啓発や、ワークライフバランスに関しては、職員に対して行うや、認定事業所に取組内容が商工会を通じて周知されるなどであった。
今後制度として、ある程度強制力をもって男女比を変えていくことで、はじめは違和感があっても、必要な手段なのかしれないとも感じる。近い将来に、それが当たり前の世界になると、「昔は男性と女性で違いがあったね。」なんて話をする日は近い。
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