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  • 執筆者の写真村野 栄一

第10回「市民が使いやすい公共交通!!」▪ 公共交通の実証実験 2021/02/24 水曜

更新日:2021年2月26日

今回で10回となりました。公共交通を持続させるためには、最新の情報や有名な先生の著書や、実際の公共交通検討委員会など、いろいろな情報が必要だと思います。今後も学んだことやデータ、自分の思いなどをこのブログに書いていきます。読んでいただいて有難うございます。



実証実験の目的とは


実証実験の目的は何でしょうか? その地域へ導入するのに適切な交通手段であるかということの見極めや、その他の移動手段の可能性の検討ではないでしょうか。実験後は、よりその地域の交通事情が改善される手応えを感じられることでないかと考えます。


進めていく実験は、概ね、駅・バス停までに行くための、手段を枝線(フィーダー交通)と言い、その交通手段についてです。


地域によっては坂が多いや、平地、駅まで距離があるなど、地形的な状況や、その地域の利用者の年齢構成や個別の健康状態でも異なりますが、それらのことも踏まえ、移動手段の選択肢を研究することが、実験の要素ではないでしょうか。



現状と課題


あきる野市では現在実証実験を行っております。

現在は草花折立地域に、一日10便のワゴン車が巡回しております。枝線(フィーダー交通)が、この地域や、同様な地域へ導入して問題はないかを考える実験です。


しかし、路線バス等へのつながりや、その他の問題があるようで、利用者が増えない状況が続いております。


その前に行った実証実験はタクシー料金の補助です。ある一定額を補助しても、やはりタクシー費用は高額になりますので、毎日外出に利用するというわけには行きませんので、利用率は想定より、少なかったのです。



論点の整理


地域特性を考えたうえで、導入をした地域住民が、便利になると実感出来たかに、実験の意味があり、もしその成果が望めないのであれば、期間満了前でも、実験は一旦中止して、早急に地域ニーズを満たす努力をして、仕切り直しをしないと意味がありません。


実験は多額のお金を投資しているので、運営側も、住民側も意見を出し合ってよりよい交通網を構築していく必要があります。

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