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▪西多摩地域の人口概要から経済を考える

  • 執筆者の写真: 村野 栄一
    村野 栄一
  • 2019年7月13日
  • 読了時間: 2分

平成30年7月28日作成

地域経済の調査研究をするにあたり、概ね5年前の東京都市統計協議会の発行するデータ集が、ありましたので、それをもとに考えてみました。少し古いデータですが、西多摩の4市がもし合併すると、人口総数は、335,403人となります。(住民基本台帳平成26年)これは、中核市の八王子の563,482人には及びませんが、中核市の位置づけに入ります。自治体の自立する第一歩ですね。 経済資源(人材も含め)を考えると、このくらいの人口を意識して商圏を検討することは、大切ではないかとも思いました。あきる野市や福生市からすると、隣接する昭島市を視野にいれても良いのかとも思います。

ここでの、4市の事業所数は11,140数で、あきる野市2,469数、青梅市4,600数、福生市2,083数、羽村市1,988数であり、青梅市が事業所の数では圧倒的に多い事がわかります。そのうち、製造はあきる野市243数に対して青梅市は594数であります。これは大手の企業の関係もあったのではないかと考えられます。また、外国人の総数5,775人に対して、一位は中国人で1,442、次いでフィリピン人が985人です。福生市においても、総数2,533人の外国人に対して、アメリカ人は118人しか居ません。やはり中国人、フィリピン人の順番です。ここから考えても、福生市においても、アメリカ人を意識した商品展開は、アメリカ人ではなく、それに憧れる日本人やその他がターゲットなのでしょう。

 
 
 

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