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■ 電力不足への小さな一歩 

執筆者の写真: 村野 栄一村野 栄一

異常気象で6月に過去最高の猛暑日が続いております。地球温暖化の現れなのでしょう。

国は太陽光発電に力を入れてきましたが、最大の弱点の夕方以降と、悪天候では頼みの太陽の力が発揮できません。

今後、もっともっと、風力や地熱など、バランスよくエネルギーを再生していく必要があります。


しかし喫緊の課題として、この猛暑と、冬の寒波に電力が耐えられるかです。

今年の7月も東北、東京、中部では、電力不足の可能性が顕著で、節電要請が出る可能性があります。来年の1月はもっとひどい状態です。

そんな中火力発電の再稼働を始める施設もありますが、老朽化で満足に機能するかです。


そんななか、現在九州電力でおこなっているデマンドレスポンスという仕組みが始まっています。アプリを使って節電のお願いが電力会社から送られてきて、それに応えて節電をすると、ポイントを付与されるという仕組みです。


実例では、59日間チャレンジして749円ポイントが付与された家庭など、少しの節電チャレンジで効果が出ているようです。


東京圏では7月に東京ガスが10万世帯を対象にこのアプリの導入を呼びかけます。

概ね1世帯1KWhが一日節電されると、チリも積もればで、大きな節電効果が表れます。

今後このような取組を広く伝えていく必要もあると感じております。

 
 
 

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