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■名前の呼び方が難しい

執筆者の写真: 村野 栄一村野 栄一

 


年度の入れ替わりで小中学校へ入学や、卒業でお邪魔する機会があります。来賓にも生徒児童の名簿が頂けますが、無事に読める名前が少ないこの頃です。

もう10年位前になりますか、親のエゴで悪魔という名前をつけようとしましたが、却下された件がありました。


法務省では来年に向けて、出生届に名前の呼び方を明記する戸籍に変更する動きがあります。読ませ方は、常用漢字、名乗り訓、方言漢字、大和などの熟字訓や、海と書いてマリンと読ませたりする外来語読みなど、文字の読み方が一般化しているなど、命名文化を大切にしながら検討が必要です。


過去を振り返ると、源頼朝の朝という字は、漢字の意味と合致しておりませんので、特殊な読み方をするものです。しかし名乗り訓として認められてきました。

江戸時代にも名前の字引があり、わかりづらい読み方は現代同様に存在しておりました。


今後法整備にしたがい、制約がどうなるのか見守っていきたいと思います。

 
 
 

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